プラン設計者
趣味はマンションの間取りをプランニングすること。「こんなプランあったら面白いな」「4人家族ならこんなプランはどうだろう？」などを考えて、形にするのが楽しいです。インテリアショップやモデルルーム、住宅設備のショールームを見学してプランに取り入れることも－。
現実のリフォームでは色々な制約がありますが、ここは私の妄想の世界。これまで作成したプランから厳選してサイトに公開していきます。
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テーマは日本の伝統的な町屋建築 和を取り入れた、くつろぎの住処
専有面積40.05m² 2LDKの間取りをどうプランニングするか・・・
before
この間取りは全ての部屋と浴室に窓がある、風通しの良いプランです。ダイニングキッチンの窓がコーナーサッシになっているのもポイント。個室それぞれに収納が設けられているため、ルームシェアにもぴったりな間取りと言えるでしょう。
今回は、単身またはミニマリスト夫婦2人の住まいを想定してプランニングしてみます。
町屋建築のような、玄関からまっすぐに伸びる土間
※勝手に妄想しているため、実現可能かは不明です。
玄関からバルコニーまでまっすぐ伸びる土間。町屋建築にある『通り庭』をヒントにプランニングしました。町屋建築では玄関から裏庭をつなぐ土間に沿って居室が並び、土間の途中に台所があります。beforeは光が入らない閉鎖的な玄関でしたが、afterは玄関を入ると正面に窓（バルコニー）と外が目に入り、奥行きを感じる造りになっています。土間はタイル仕上げ。タイルをすべて白色で統一するもよし。黒タイルを飛び石のように配置するもよし。もし黒タイルを配置するなら、通路幅があまりないので「直打ち」か「千鳥打ち」にすると視覚がすっきりします。
キッチンは食器棚をはじめ、冷蔵庫や炊飯器、電子レンジなど多くの品々が集まる場所なので収納スペースを確保。
図面からはわかりませんが和室は小上がりで、畳の下はシーズンオフの布団、スーツケース、普段使わない物などを収納するスペースです。和室の収納は押入からウォークインクロゼットに一新。奥行きのある押入に衣類を収納する場合、衣装ケースに畳んで収納したり、突っ張り棒などを設置するなど使い勝手が悪く工夫が必要なため、ウォークインクロゼットと小上がりの収納で収納の利便性UPを狙いました。
洗面室・浴室へは和室を通ってアクセスしますが、浴室からバルコニーまで風が一直線に抜けるようにと、あえて動線を変更しています。また、土間と和室の間には玉砂利をライン状に敷き詰め、玉砂利の上に間接照明を入れて、足元をやさしく照らす･･。そんな照明プランも考えています。
和風建築＝一戸建てのイメージがあると思いますが、マンションでも工夫次第で和風プランを楽しめそうです。
専有面積40.05m²
2LDK→2DK
リフォーム予想金額700～900万円
※金額は大きく変わる可能性があります。
カッテに自信作！
