プラン設計者
趣味はマンションの間取りをプランニングすること。「こんなプランあったら面白いな」「4人家族ならこんなプランはどうだろう?」などを考えて、形にするのが楽しいです。インテリアショップやモデルルーム、住宅設備のショールームを見学してプランに取り入れることも-。
現実のリフォームでは色々な制約がありますが、ここは私の妄想の世界。これまで作成したプランから厳選してサイトに公開していきます。
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斜めラインが魅せる空間の広がり。ライフステージの変化にも対応できるプラン
専有面積84.82m²・4LDKの間取りをどうプランニングするか・・・
before
beforeの間取りは、玄関〜廊下が狭く、LDKも和室の壁に視界を遮られて、せっかくの広さを感じづらいプランでした。玄関・廊下、水回りなどは居住空間を確保するためには狭くても仕方ない…と削られてしまう対象。ある程度の広さがある今回のお部屋は、このあたりのスペースを確保してもまだゆとりがあります。ならば思い切って贅沢に。合わせて、LDKに入ったときの広がりも感じられるプランに変更したいと思います。
随所に設けられた斜めの壁が広がりを演出!ライフステージの変化にも対応できるプランに。
※勝手に妄想しているため、実現可能かは不明です。
まずは玄関横の洋室をなくして、玄関土間を広々と確保。床の間とベンチを設けました。床の間には季節のものを飾ったり、お気に入りのオブジェを飾ったり・・・。お子さんがいらっしゃる家庭なら、お子さんの作品を飾るのも楽しいですね。朝家を出るとき、夜帰って来たとき、必ず目に入る場所だから、ゆとりと遊び心があるスペースにしました。ベンチは靴の着脱はもちろん、ゲストにちょっと待っていて欲しいときにも活躍します。
玄関を入って廊下を抜けると、床の斜めの切り替えが面白いLDKが広がります。キッチンやカップボード、フローリングやタイルの方向も斜めに揃えて。遠近法の効果で、LDKの奥行きを感じられる配置に。垂直に配置するよりも、DKの間口を広く確保することができています。
家族の部屋はLDK内に入り口を設け、家族の動きがわかるようにしました。主寝室は、リビングから主寝室に入ったときの空間の広がりも意識して、LDKの床の切り替えを踏襲した斜め壁にしています。いわゆる「行灯部屋」になる設計ですが、バルコニー側の洋室との間に室内窓を設け、光と風を取り入れられるのがポイントです。
リビングの一角を壁で仕切れば、もう1部屋増やすこともでき、ライフステージの変化にも対応可能です。
専有面積84.82m²
4LDK→2LDK+WIC
リフォーム予想金額:1,000〜1,200万円
※金額は大きく変わる可能性があります。